環境工学研究会(大阪) 「脱炭素・ウェルネス等、複雑化する課題に応える建築設備を考える ~国内外の取組を事例に~」

 脱炭素やウェルネス、更には、働き方の変化、レジリエンスの強化等、建築設備が解決すべき課題は多様化が進んでいると共に、一つの課題の解決が、他課題の解決に影響を及ぼしうるという複雑性も増している。これら課題の解決には、最新の技術や知見を結集し、一体的な解決を図っていく建築設備の計画が必要不可欠である。

 このような背景を踏まえ、今回の研究会では、国外及び国内における先進的な取組事例をご紹介頂き、これからの建築設備計画を考えていく機会としたいと思います。

 

主催:(公社)空気調和・衛生工学会近畿支部

協賛:(一社)建築設備技術者協会近畿支部

日時:2024年6月21日(金) 15時~17時

会場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) 4F 大会議室3

住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号

電話: 06-6910-8500

開催方法:会場、及びZoomによるオンライン併用

 

講演題目・報告者・内容

1. 海外におけるカーボンニュートラル動向と先進事例

  報告者 尹 奎英(名古屋市立大学)

     内 容 カーボンニュートラルの実現に向けた海外の動向について、ゼロエミッションビルディングなどの定義や評価方法を中心に紹介する。また、EUの建築物のエネルギー性能指令改定案(EPDB、2021年12月)、ASHRAEのゼロネットエネルギー・ネットゼロカーボンビルディング性能の評価方法に関するスタンダード(ANSI/ASHRAE Standard 228-2023)の概要を紹介する。さらに、ゼロエネルギービルディングの先進事例を取り上げ、カーボンニュートラル実現に向けた今後の取り組みについて考察する。

 

2.トヨタ紡織グローバル本社の環境設備計画

  報告者 石橋 良太郎(株式会社竹中工務店)

  内 容 サステナビリティに配慮しつつ、省エネルギーとウェルネスの向上をともに実現するオフィスを目指して計画されたトヨタ紡織グローバル本社の取組みを紹介する。自然との共生を実現するサステナブルデザイン、働き方に合わせた環境制御やスマートエネルギーマネジメントを行い、1万㎡を越えるオフィスにおいて達成が難しいとされているNearly ZEBを実現、各種ウェルネス評価においても高い評価が得られた。

 

参加費:環境工学研究会会員 無料 非会員2,000円

 

会場受講の方は当日受付でお支払いください。

Zoom受講の方は開催1週間前までに参加費のお振込みをお願いいたします。

登録団体は3名まで無料となります。登録団体のご確認は以下のURLでご確認ください。
https://kinki-shasej.org/Info/1282

 

振込先:三菱UFJ銀行 大久保支店(店番364)

普通預金   1071778

公益社団法人 空気調和・衛生工学会

 

オンライン参加のためのURL、及び配布資料については、事前に登録頂いたメールアドレスにご案内します(会場では印刷物の配布は行いません)。受講料は払戻し致しませんので、当日参加できない場合は代理参加も可能です。金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。振込手数料は、申込者にてご負担下さい。

 

申込方法  ご希望の方は、2024年6月14日(金)までに以下の申し込みフォームからお申し込みください。

 

公益社団法人 空気調和・衛生工学会近畿支部

〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F

電話(06-6612-8857) FAX(06-6616-7098)

E-mail:office@kinki-shasej.org

 


公益社団法人 空気調和・衛生工学会 近畿支部
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC/ITM棟11F  TEL:(06)6612-8857  E-mail:office@kinki-shasej.org